短期的視点と長期的視点の一般的な期間を説明
ビジネスと生活で役に立つ場面を紹介
短期的視点と長期的視点を考える時によくある疑問に対して対策を紹介
長期的と短期的って何となくはわかってるんだけど、
具体的なイメージがわかないんだよね…。
とか
上司からは良く指摘されるけど、何がメリットなのかわからないんですよ
なんていうお悩みを解決してきます。
役に立ちそうだけど、仕事の事ばっかりだと疲れちゃいませんか!?仕事で得たスキルが、普段の生活にも役立てば学ぶ価値も高まります。
仕事にも生活にも役立つ記事として
というのも書いています。
生活の場面での例も挙げて、わかりやすく解説していきますので、読み終えたら短期と中期の考え方が自然にできちゃうはずです。
短期的視点と長期的視点とは
「短期的視点」と「中期視点」「長期視点」といいますが、どれくらいの期間を”短期”と”中期”、”長期”っていうんでしょうか。
ビジネス的な使われ方だと、短期は1年以内です。短期的経営目標とかだと、年度内の目標という感じでしょうか。
この1年以内は、企業会計のルールに由来しています。企業の借金である「借入金」は、返済まで1年以内の「短期借入金」があるため、短期=1年以内として使われています。
一方、中期は3~5年以内。長期は5年以上先の事です。
5年以上先の事考える事って、正直無理じゃないですか!?例えば10年後とか。
ビジネスでも、自分の事でも。
2012年に、今の事ですよ!?誰も今の世の中を予想できてないですってw
自分の事でも、結婚して、子供3人もいて、家もあるなんて・・・多少の想像はできてたかw
まぁ、ビジネスだと10年後は更に難しいですよね。
2012年だとスマホが普及しはじめてた頃でしょうか。楽天がモバイル事業やるなんて想像できなかったですしね。
で、ここまではビジネスの話です。
ビジネス以外では、”短期”や”中期”、”長期”の期間はもう少しバラバラです。
例えば、短期バイト募集とかであれば、数週間~数カ月でしょうし、短期大学だと2~3年くらい。
長期出張とかだと、数カ月から数年単位でしょうか。
つまり、何が言いたいかというと、期間はケースバイケースだから、そこはあまり気にしなくていい。
重要なのは、短い期間と、長い期間を意識して使い分ける事だと思っています。
じゃぁ、使い分けってどうするの?
っていう事をこの後お話ししていきます。
使い分けていくことで、情報が整理されて、気持ちに余裕が出てきますよ。
仕事もそうですが、普段の生活でも役立つ考えですので、意識できるようになると良いと思います。
どちらかというと、普段の生活に関する記事に関しての方が気づきは多いと思いますので、読み進めてもらえると嬉しいです。
ビジネスでの役立つ場面
ビジネス場面での使用例を紹介します。
計画を立てる時
王道ですが、計画を立てる時です。
会社単位の見方をすれば、事業計画です。
今年度は〇〇をして、来年度は△△をして、その5年以降は●●をするから、売上が▲▲になるようにします。
という感じですね。
今年度の事だけ言っても、じゃぁ、それ以降はどうするの?ってなりますし、逆に5年後の話だけしたら、じゃぁ、今年は何するの?ってなるので、短期と中長期の両方が大事です。
プロジェクト単位でも同様ですね。〇〇までに製品をリリースするぞー!って言っても、短期がないと、直近は何やるの?って迷ってしまうので、両方が大事です。
大勢で動くので、向かうべき方法を合わせておくのは重要ですよね。
スキルアップ・キャリアップを目指す時
自分のスキルアップや、キャリアップの時にも期間の事を考えています。
数年後どうなりたいという中長期の目標がある。だから今、直近はこれをやる!っていう風に考える人が多いのではないでしょうか。
これも事業計画と似ていますよね。やっぱり目先の事として、何をするかと、それを積み上げていってどうなりたいかの両方が必要だと思います。
短期を先に考えるか、中長期を先に考えるかは、個人のやりやすさで違うのでどちらからでもOKです。
ですが、僕のおすすめは両方から考えていくですね。
自分の今できる事と、最終的にやりたいこと。それを擦り合わせていくイメージです。
片方からやると、「できる事の延長線上にはなるけどやりたいことでない」とか、「やりたい事はあるけど現状とはかけ離れていて実行に移しにくい」なんて事になりますので。
正直、ビジネス場面では良く使ってるよね。
生活でも使って行くと役立つよ!
身近な生活での役立つ場面
短期と長期の視点はビジネスの場面だけ使っていたらもったいないです。むしろ、生活の中で使う機会は多いです。
無意識にやっている事も多いと思いますが、意識的に使い分けると暮らしやすくなりますよ
サクサクっと紹介していきます!
注意としては、どちらが良いとかではなく、バランスが大事です。
短期だけに注力すると一時的な回避策でいつまでたっても状況が改善しないっていう事になりますし、長期だけに注力しすぎると、労力がかかり過ぎて途中で挫折っていう事もあります。
なので、短期的な取り組みもしつつ、中長期的にも少しずつ取り組むバランスが大事だと思っています
片付け
これは、あるあるじゃないですかね!?
急に人が来ることになった!!
とりあえず、見えないようにクローゼットの中に詰め込んでしまえ~って。これが短期的な対策ですね
一次的にはしのげますが、またクローゼットを開けた時が大変。。
どこに何入れたかわからないし、下手すりゃ、雪崩が起きて大惨事です。
一方、長期的な視点だと、整理整頓できる仕組みを作るとかですね。
収納するケースを準備して、場所もある程度決めて、なんなら物を使った後のルールも決めておくといいかもしれません。
でも、これはやろうと思ってもすぐにできる事ではないです。
それこそ、来客の予定が入ってからやろうとしても、間に合うはずがないです(笑)
というか、やろうと思ってもある程度収納スキルとかが無いとできないかもしれませんね。。(うちも家を建ててから3年経ちますが、日々の暮らしで精いっぱいで出来てないです…)
整理するための情報収集から必要かもしれません。
セミナーなどに参加してみるのもありだと思います。
物品購入
これも、メリハリをつけると良いと思います。
特に家電とか、雑貨系はピンキリですからね。
どうしても直ぐに必要なものは、最低限の目的を達成するために買ってしばらくそれでしのぎ、長期的には更に良い機能とか満足度が高いものを購入すると良いと思います。
一番は、ゆとりをもって選別して、自分たちの生活に合うものを選別するというのが良いと思うんですけどね。
あと、高いものを購入したい気持ちもあるけど、本当に使いこなせるか心配だから、短期的なものを購入してお試しするっていうのもありですね。
極論を言えば、家もそうですね。短期的には賃貸で暮らして、中長期的には持ち家にする。
うちも、結婚した時妻は一人暮らしを経験していなかったんです。だから、どんな暮らし方がいいかもイメージつかないだろうなぁって。
結婚と同時に家を購入する人も結構いますが、家建てはいいけど、どんな暮らし方かイメージできない状態だったからちょっと後悔…っていう可能性がメチャクチャある気がして、一度賃貸にしました。
そのおかげも合ってか、家づくりは大成功だったので良かったです。
ストレス解消
個人的には一番短期と中長期を使い分けて欲しい事です。
僕は、基本的にはド真面目な性格なんです(でした)。
ストレス解消とかで遊んでもそれは逃げで、根本解決にはならない。根本解決するには、仕事や人間関係を整理したり、自分がスキルアップして、それを乗り越えられるようにならないと!っていう考えでした。
今になって思えば、これはかたより過ぎですね。
そう簡単に根本解決ができるはずがないんです。簡単に出来てたらそんなにストレスたまらないですからね。
なので、週末にパーッと遊んだり、お酒を飲んだりして、ストレス発散することも大事ですよ。
それで溜めたエネルギーを長期的な対応にチカラをそそいでくというのが良いと思います。
家族の仲
難しいこと考えずに、仲が良いのが1番なんですけどね…(笑)
ちょっと妻のキゲンが悪いなぁって時には、スイーツ買って帰ったり、どこかに外食しにいったり、マッサージしてあげたりしますよね!?
これは短期的な対応ですね。
キゲンが悪いままいられたら、家の雰囲気わるいですし、息苦しくなっちゃいます。
で、ゴキゲンを戻してから、真剣に話し合いです。
「何がキゲンを悪くした原因なのか?」「対策はないのか?」なんて事を話して、同じような事が起こらないように…。
といっても、そう簡単にはいかないですけどね。
けど、こういう話を重ねていくことで、お互いの事を知っていきますし、長い目で見れば幸せな家庭になっていくんだと信じています。
貯金や資産運用
お金のことは長期を見ておく必要がありますよね。
とはいえ、ファイナンシャル系は非常に難しいので、苦手な人も多いはず(ちなみに妻は、先の事はほとんど考えてまーせん。お金は天下のまわり物って言ってるくらいですからw)
短期的にはこの1ヵ月どう暮らすか!?ってことだと思いますが、さすがにそれをずっと続けていたら、何かあった時に対応できないですし、老後の心配とかもでてきます。
1ヵ月の家計状態を把握しつつ、1年間あるいは、10年後のライフプランも踏まえて将来設計していきたいものです。
そういうウチも、1ヵ月の家計を把握するのに苦戦しました。
家計簿を付けなさいって良く聞くので、挑戦もしましたが、クレジットカードや電子マネーも使うので、ワケワケメです。
中には現金しか使わないって人もいますが、やっぱり最近の電子マネーのキャッシュバックや、小銭を出さなくて良い便利さは家計を把握する以上のものがあると思っています。
まぁ、家計を把握しつつ、電子マネーも使えれば最高なんですけどね。。
って、それを解決するのが、マネーフォワードです。
なんだかんだで、5年くらい使っています。
最近マネーフォワードMEのCMやってますが、5年前から使っているなんて、先見の明がありませんか!?(自画自賛)
クレカの使用、電子マネー、現金の引き出し、全部把握できるので、いろいろな支払い方法使っている人は是非使ってみると良いと思います。
銀行の預金残高もすぐに確認できるのも意外と便利ですしね
長期が苦手な人は、マネーフォワードで現状を把握した後、ファイナンシャルプランナーに相談するのが早いと思います。無料相談とかもありますしね。
その後、保険の営業とか、ファイナンシャル系の勧誘もあるかと思いますが、そこは必要なければうまくかわしましょう。
保険は必要に応じて入っておいた方が良いとは思いますけどね。。
バランスをとるには。良くあるお悩み相談
短期と長期考えろっていうけど、結構むずかしいんだよなぁ。
コツがつかめていないと、どこから考えていいか分からなくなっちゃって、「あぁ、もういいっ」ってなっちゃう気持ちもわかります。
なので、良くあるお悩みに対して少しでもヒントになればなと思って解説していきますね。
短期と長期どっちから考えればいい?
これ、よくあるお悩みかなと。両方考えろっていうけど、考えられないよーって。
二つの事を同時に考えるって難しいんです。いや、無理ですよ
で、おすすめは短期から少し考えて、その後長期的なところを考えて、また短期に戻ってくる。
これを繰り返すことですね。
なんでかと言うと、短期的なところは目先の事なんで考えやすいですし、想像が付きやすいです。
だいたいこんなもんかなぁくらいでやめて、長期的なところを考えましょう。
ポイントはぼんやりくらいでOKっていうことです。あんまり明確にし過ぎると、長期的なところと合わせた時にひずみが生じますからね。
で、長期的なところは「こうだったらいいなぁ」くらいの楽しくなる気持ちやワクワクが出ることを考えてみましょう。
ポイントは現状の事は少し置いておいて、「こうだったらいいなぁ」ってワクワクする妄想を楽しむ事です。
一番の理想系を考えておきましょう。
これで、短期的なところと長期的なところのイメージがぼんやりできてきたので、後はそれぞれを更に深く考えて、お互いが擦り合わさるようにしていきます。
こうすると、目の前の事ばっかり考えていてその場しのぎにはなっているけど、理想には近づいていないとか、理想ばっかり追い求めてて、現状と違い過ぎるから行動に移せない…なんて事を防げます。
長期的な考えが苦手
短期的なことは目先の事だからイメージしやすいんだけど、長期的な事を考えるのが苦手なんですよね…。これもよくあります。わかりますよ、その気持ち。
だって、3年先とか5年先なんてわからないですからね(笑)
ましてや明日の事だってわからない(笑)
なので、長期的な事なんて変わる前提で考えてOKなんです。
クソ真面目に考えちゃうと、苦手だなぁって意識が出てきます。
なので、軽い気持ちで楽しく長期的なことを考えましょう。
「こうなったらいいなぁ」くらいの感覚で良いですよ。ゆるく考えましょう。
長期が苦手な人は真面目な人がおおいですからね(笑)
まとめ
短期的や長期的な見方って、ビジネスで使用する場面が多いイメージですが、実際には普段の生活にこそ使って欲しいテクニックなんです。
意識的にどっちのことを考えるかを切り替える事で、今は短期的だから暫定対策でいいやとか、短期的には考えたけど、今後も考えると長期的な対策をとっていきたいよね。なんて考えられるようになります。
家族との会話の時にも、どっちの期間に重点をおいて話しているかで会話がスムーズになると思いますよ。
普段の生活にも取り入れて、実践してみてくださいね。
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