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休職 → 復職のサマリー ③復職後は無理せずリズム調整に注力

前回、無事に2度目の復職を果たしました。
そこから、今までの道のりを簡単に紹介します。

目次

最初は無理せず

ハードルを上げがちだったので、自分を追い込まないように仕事を進めていきました。例えば下記のような事をです

  • 仕事をやりきれるだろうと思える気持ちが80%以上でないと引き受けない
  • 与えられた仕事のゴールを合意を取りながら仕事を進める
  • 楽しいと思える仕事をできるだけ引き受けるようにする

久しぶりに自分の作業に没頭することができました。今まではあれやこれや余計な考えや気になることが沸いてきて、思考が混ざっているような感じでしたが、整理することで、目の前のタスクに集中できた感じがしたのを覚えています。

スケジュールに無理のないプロジェクトにJoin

リハビリ期間の2か月くらいを、気持ちの余裕を持ちながら、進められることができました。
順調に仕事を進めることができていたので、とうとうプロジェクトにJoinです。

上司からもらった提案は、下記の2つ

  1. 音に関連する組み込みシステムの開発
  2. AI(Deep Learning)に関する組み込みシステムの開発

かなり悩みした。。

  • 自分の状態
  • 今後の得たいスキルはどういうものなのか
  • プロジェクトを率いるリーダーとの相性

などなど、かなり総合的に検討したと思います。
ですが、やはり一番の重視した項目は、「無理をしないで始められること」
3度目の休職なんて経験したくないですからね。まずは、仕事のリズムをしっかり整えられそうな、「1.音に関する組み込みシステムの開発」のプロジェクトを選ばせてもらいました。

慣れてきたと思ったら、チームリーダに

このプロジェクトでは、「開発・ビルドシステムの構築」が主な業務でした。ざっくり言うと、ソフトウェアを開発する環境を一通り整えて、チームに展開することです。

ソフトウェアなんて今までも作ってきているんだから、ビルドシステムなんて今までと一緒でもいいのでは!?とも思ったりもしますが、所属する部署は、「今までと一緒」が続きすぎて、しばらくアップデートできてませんでした。なので、業務効率化のためにも開発環境の知見を得ておこうということです。

探り探りの業務でしたが、スケジュールはタイトでなかったこともあり、一歩一歩確実に進めていくことができました。そのおかげもあり、自信も取り戻すことができてきました。自信が持ててくると、仕事へも更にポジティブに取り組めるという好循環が生まれたような気がしています。

これらの仕事をしていたのは約8~10か月くらいだったと思います。
リズムが取り戻せていることを感じたリーダーは、「そろそろチームリーダーで」という話を出しました。

正直大丈夫なのか、またプレッシャーやストレスで、体調を崩したりしないかと不安もありましたが、チームメンバーも優秀な方が多かったので、おんぶにだっこで進めさせてもらうと思い(確かチームメンバーにも言った気がします)、復帰1年を迎える間に、チームリーダーになりました。

リズムが整って、パフォーマンスが上がる

チームリーダーになってからも、過度なストレスをかけることなく、落ち着いて仕事ができていました。現在もチームリーダーの立場変わらないですが、多少の波はどうしてもあるものの、その時に合わせて仕事の仕方をすることで、全体的なパフォーマンスは休職前よりも上がった気がしています。

その理由としては下記です。

  • 残業時間は80時間程度から、20~30時間程度に激減した
  • 検討資料やソースコードなどアウトプットを確実に出せている
  • 何より、楽しくワクワクしながら仕事ができてる

今振り返ると、2度の休職はメチャクチャつらい期間でしたが(家族にも心配をかけて、多大なサポートもしてもらいました)、僕にとっては必要な期間だったなと思っています。
幼少期から、30年近く、肩ひじ張って、常に全力疾走で、少し高めの背伸びをして、前だけをみて進んでいましたが、少し立ち止まって、自分自身を見つめなおして、やっと「自分がどんな人間なのか」を知れました。それがわかると自分に対して優しくなれるようになって、頑張るところと、休むところのバランスが良くなったと感じています。

以上、3回に分けて、2度にわたる休職から復職までの道のりを簡単に紹介させていただきました。

今後、詳細に状況が伝わるように、また、僕の心境の変化なども伝えられるような記事を書いていこうと思います。

なお、このあたりをもう少し聞いてみたいとか、気になるなどがありましたら、お問い合わせからメールをいただけると嬉しいです。

特に解決策などはありませんが、共感などができ、気持ちが楽になる人がいてくれたら嬉しいです。

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